【2023年最新版】外壁塗装工事の一連の流れについて解説!
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カテゴリー:塗装のお役立ち知識
「外壁塗装工事を頼みたいけど、どんな流れで進むのだろう」
「いつになったら工事が終わるのか不安」
このようにお悩みの方は少なくないかと思います。
そこで今回は外壁塗装工事の一連の流れについて解説していきます!
1.ご近隣挨拶回り
工事着手の7~10日前にはご近隣の方々へ挨拶回り(洗浄・匂い・埃・騒音・駐車・越境の有無等)を弊社にて粗品をもって行います。
工事開始から竣工まで責任をもってご対応いたします。
2.足場架設 &メッシュシート
塗装を施工するために安全な足場(ブラケット足場)の設置を行います。
壁押さえ・繋ぎ・控え・火打ち、養生ネット(防炎メッシュシート)の設置も行い、洗浄水・塗料・埃・粉塵の飛散を押さえます。
3.高圧洗浄
塗装部位に対し、高圧洗浄機を使って付着している
チョーキング・砂塵・汚れ・コケ・藻・カビ等を洗い流し綺麗にします。
塗装面と塗料の密着を向上させる下地調整の一環であります。
4.下地調整(その1)
細かい付帯部(ハフ・シャッターBOX・雨樋・木部・鉄部・塩ビ部等)、フィニシングペーパーや皮すきやスクレイパー等を使用し、入念にケレンします。
こちらも塗料との密着を向上させる下地調整の一環であります。
5.下地調整(その2)
必要な個所に釘打ちやビス打ち施工を行います(主にサイディングの場合)。
屋根の棟鈑金部・ケラバ部・外壁浮き箇所・鋼製ヒサシ等があげられます。
6.シーリング処理
目地・開口部・入隅・雑部等のシーリング(コーキング)補修を行います。
弊社ではオートンイクシード(オート化学工業/JIS-9030)を標準仕様としております。プライマー処理やボンドブレーカー再設置が重要点です。
7.クラック処理
外壁や屋根に発生しているひび割れ(クラック)の補修を行います。
変性シリコン系・ポリサル系・シリコン系、V又はUカット工法等、使い分けも必要で、塗装仕上がりの防水性・気密性・応力緩和に大きく影響します。
8.開口部等の養生
塗料の飛散防止や周辺環境の保護のため、開口部(窓・玄関・通気口・換気フード等)やタイル面・土間コンや室外機・エコキュート等広範囲に養生を行っていきます。
9.屋根 下塗り
屋根の下塗りは、仕上げ塗料の吸い込み防止及び密着力向上のためかかせない工程となります。下地状況が著しく劣化している場合は下塗りを2回行う場合もございます。弊社では浸透性シーラーを標準仕様とし、強靭な下地を作り上げます。
10.縁切り(タスペーサー挿入)
弊社では基本的に、塗膜でスレート瓦の隙間が埋まらぬよう縁切り(タスペーサー挿入)を行います。毛細管現象(雨水が重力に逆らって逆流すること)の抑制と屋根構造部の通気性確保が目的であります。
材質や反り返り具合によって、シングル工法とW工法がございます。
11.屋根 中・上塗り
屋根の仕上げ塗装です。基本、手塗りローラーにて2回塗りを行います(基本1日1工程)。直射日光により乾燥が早くなったりするので、手早く丁寧に、そして塗り繋ぎ部分を一定化することが仕上がりムラを無くします。
12.外壁 下塗り
外壁の下塗りは素材や形状を考慮して、サーフェサー・微弾性フィラー・カチオン系シーラー・浸透性エポキシシーラー・難付着強化シーラー等に分けられます。
基本、ローラーや刷毛で丁寧に施工していきます。
13.外壁 中・上塗り
外壁の仕上げ塗装です。基本、ローラーや刷毛で丁寧に施工していきます
(素材や形状によっては吹付工法にて施工)。
規定量の順守及び季節や温度・湿度による硬化不良が起こらぬよう施工致します。
14.養生外し
屋根塗装と外壁塗装が終わりましたら、窓回りの養生を外していきます。
全体の養生としては付帯部塗装やバルコニー防水が残っているため、
基本窓回りの養生を外します。
15.付帯部下塗り
必要な個所は付帯部にも下塗りを行います。鉄部のサビ止め、木部の吸込み防止、塩ビ鋼板製のはじき防止であったり適材適所の施工となります。
付帯部下塗りは早い段階で施工することが多いです。
16.付帯部仕上げ塗装
付帯部である軒天・雨樋・ハフ・鼻隠し・SB・水切り等です。
仕上げ1回目を壁塗装施工中に行い、仕上げ2回目を最後に行う場合もあります。
家々によって変わります。
17.バルコニー防水
足場解体前の最終工程がこのバルコニー防水工事となります。
一般住宅では主にFPR防水・塩ビシート防水・ゴムシート防水とございますが、
劣化状況や構造により各種メンテナンス方法も異なります。
18.完了検査(タッチアップ)
足場解体前に、お施主様と完了立会いを行います。
塗料の飛散やダメやムラ等を一緒に確認したり、
保管スペースがあれば使用した材料の確認(材料検収)を行ったりします。
19.足場解体(片付・清掃)
タッチアップが終わり、足場解体となります。
解体作業は朝からでなく基本昼過ぎから行います。
解体後、2.3日以内には片付け及び最後の清掃にお伺いします。
また完了の写真も撮影いたします。
以上、外壁塗装工事の一連の流れでした!
関連記事:【屋上防水工事をお考えの方必見】屋上防水工事の種類と特徴
最後に当社は大阪市生野区・東成区を拠点とする地域密着店です。
隣接する城東区や東大阪市でも数多く施工させて頂いております。
外壁塗装・屋根塗装・防水工事をするなら、
外壁塗装専門店の【塗り替え専科今里】まで!!
最後までお読み頂きありがとうございました。
記事を書いた人 清本 敏 はじめまして!株式会社清本建装の清本 敏と申します。 この度は弊社ホームページをご覧いただきありがとうございます。 お客様が少しでも後悔しない外壁塗装を選択していただくために、ブログにお役立ちコンテンツを定期的に投稿しております。 もちろんどんなお悩みでも弊社に 直接相談いただくことも歓迎しております! 大阪市生野区・東成区の外壁塗装は 塗り替え専科今里にお任せください! |
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