【解説】外壁材の種類6選!



「皆様のお家の外壁材は何を使用していますか?」
このように聞かれて答えれる方は少ないと思います。

外壁塗装工事を行なう上で使用している外壁材はとても重要です。
そのため今回は最低限知っておくべき外壁の種類やメリット・デメリットなど、ご紹介していきたいと思います。

塗装工事を考えている方や、これから家を建てられる方にも
有益な情報となっておりますので是非最後までお読みください。

まずは国内の外壁材シェア率をご覧下さい。
※わかりやすくする為、おおよその数字を表示しております。


上記のグラフでわかるように窯業系サイディングがダントツで人気があります。
2番目に高い金属系サイディングはアルミサイディングも含んだ結果です。
グラフを参考の上、外壁材ついて解説していきたいと思います。

サイディングとは?


外壁に張る仕上げ用の板材のことを【サイディング】、もしくは【サイディングボード】と呼びます。セメントに繊維質を混ぜ板状に形成したものです。
そしてサイディングは大きく4つに分類されますのでご紹介致します。

①窯業系サイディング

窯業(ようぎょう)系サイディングは上記グラフの一番人気の外壁材です。
国内のシェアが70~80%を誇ります。










人気の最大の理由としては費用を安く抑える事ができ、タイル調や木目調、石柄などバリエーション豊富なため、デザイン性に優れている事です。
工事期間が短く済むのも嬉しいメリットの一つです。

ただデメリットとしてメンテナンスの頻度が高いです。
サイディングボードの隙間や目地を埋めるためのシーリング(コーキング)工事も
定期的に必要になります。

またサイディングボードそのものに防水機能が備わっていないため、塗装による防水加工が必要です。
当然ながら塗膜(とまく)が劣化してくると塗り替えが必要になります。

原料のセメントが熱を吸収しやすいため熱を蓄積しやすくなりますが、
断熱塗料や遮熱塗料を塗る事でこのデメリットを帳消しできる可能性があります。

関連記事:
冬の寒さに強い塗料をわかりやすくご紹介!~断熱塗料~
上記の関連記事に断熱塗料と遮熱塗料の違いなど解説しております。

②金属系サイディング

金属板を成型・加工し、断熱材で裏打ちした外壁材です。
軽量なため建物への負担が少ないです。二番人気の外壁材です。









耐震性・断熱性・防音性に優れており、何よりもメンテナンスの頻度が低い点が最大のメリットになります。

家のメンテナンス費用は決して安い金額ではないため、家を保つためのランニングコストを抑える事が可能です。

ただ金属であるため錆びてしまいます。そのためメンテナンスはやはり必要になってきます。
そして金属系サイディングは傷がつきやすく、衝撃にも弱いです。衝撃度によっては外壁が凹んでしまう可能性もあります。


③木質系サイディング

木材を使用したサイディングであり、表面を塗装しているのがほとんどです。
木の温もりや昔ながらの家を好む方にはおすすめです。



ただしメンテナンス費用が高いです。
水にも弱いため腐食や変色したりします。

現在でも木質系サイディングが施している建物はありますが、数は少なくなっております。

④樹脂系サイディング

アメリカなど海外でよく使われるサイディングです。
日本ではほとんど使用しておりません。



外壁材に色を練り込んであるため、再塗装のメンテナンスを必要とせずシーリング材も使用しないためシーリング工事も不要です。

ただしカラーバリエーションが少なく、耐火機能が無い事が日本では普及されない原因と思われます。

その他の外壁材


ここまではサイディングについて解説しましたが、他の外壁材についてもご紹介します。

⑤モルタル

モルタルはセメント・水・砂を混ぜ合わせた素材で形成された外壁です。
1990年以前は外壁材としてよく使用されていましたが、現在はグラフでもある通り窯業系サイディングが主流になりました。



サイディングとは違ってモルタルは職人の手による現場施工なため、デザインの自由度が高いです。
仕上げの工法としてリシン・スタッコ・吹き付けタイル・左官仕上げといった工法があり、どのような外観を希望されるのかによって異なります。

窯業系サイディングのような外壁の継ぎ目がないため、シーリングの補修が不要です。

ですが最大のデメリットとしてひび割れしやすいという点があります。
汚れも目立ちやすく、ひび割れによる雨漏りなども起きますので、メンテナンスはしっかりとする必要があります。

⑥ALC

Autoclaved Lightweight aerated Concreteの頭文字を取った名称の外壁材です。
日本語だと軽量気泡コンクリートと呼びます。
サイディングと同様に、複数のALCパネルを取りつける施工方法です。








上記のメリットを見てもらうと分かる通り、特殊機能に非常に優れている外壁材です。
ですが費用が高いのと、サイディングに比べALCパネルは小さいです。
そのためパネル同士のつなぎ目が多く、吸収性も高いため雨漏りリスクが高いのがデメリットです。

まずはご相談を


今回は6つの外壁材をご紹介しましたが、タイルなど外壁材は他にもあります。
そして種類によって特徴が異なるため、お選びする際はご自身の希望にあった外壁材を選びましょう!

塗装工事は家を守るための大切なメンテナンスの一つであるため、塗装工事をご希望のお客様は是非弊社にご相談ください!

最後までお読み頂きありがとうございました。
では今回はこの辺で。

 

記事を書いた人 清本 敏

はじめまして!株式会社清本建装の清本 敏と申します。

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