【必読】外壁塗装・屋根塗装工事を安く行う方法【ライフサイクルコスト】
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カテゴリー:塗装のお役立ち知識
今回ご紹介するのは外壁塗装工事におけるライフサイクルコストです!
上記のやり取りのように、外壁塗装・屋根塗装工事をお考えのお客様は「なるべく費用を抑えたい!」と考えられる方がほとんどです。
当然費用は安いに越した事はないので、その考え方自体は間違っておりません。
しかし、安さに気を取られて結果的に損をするお客さまが、外壁塗装・屋根塗装工事においては本当に多くいます。
当記事ではライフサイクルコストの基本的な概念から、ライフサイクルコストでの具体的な数字も算出しどれだけおトクになるのかご説明しますのでどうぞ最後までお読み下さい。
ライフサイクルコストってなに??
ライフサイクルコストとは【生涯で発生する費用】の事を指します。
さらにライフサイクルコストは2つの種類のコストに分類されます。
イニシャルコスト
イニシャルコストとは最初に一度だけ発生する費用を指します。
例えば建物を建てる時の費用、車や自転車を購入した際の費用の事です。
そのため日本語に訳すと「初期費用」や「導入費用」となります。
ランニングコスト
所有しているモノを継続的に利用する為、定期的に発生する費用の事を指します。「維持費用」とも言われております。
車で例えると、車の本体費用はイニシャルコスト、ガソリン代や車検費がランニングコストとなります。外壁塗装・屋根塗装工事はランニングコストとして分類されます。
代表的なライフサイクルコストだと、食費や税金、消耗品費、光熱費などが挙げられます。
多くの皆様が日々発生する上記のような費用を、なるべく安く抑えるために様々な工夫をされているかと思います。
食費削減のため自炊される方、光熱費削減のため節電に取り組む方、皆様色んな方法で経費削減を目指している思います。
実はこのような経費削減は無意識的にライフサイクルコストの概念を持っているため行なわれている事なのです。
食費を例にして、わかりやすくご説明します。
【ex.】3/1にスーパーで1万円分の食材を購入しました。この日かかった費用は1万円です。
もしスーパーで食材を購入せず、近くの定食屋にて外食をした場合、この日にかかる費用は3千円だとします。
では3/1のみで考えると、外食した方が7千円も安いですよね。じゃあ外食の方が経費削減になるのかと言われればそうではありません。
スーパーで購入した食材で10日間過ごした場合、10日間の中の1日での食費は(1万円÷10日間=1千円)です。
これに対し、同様の外食を10日間行なった計算をすると、
単純に(3千円×10日間=3万円)です。
このように【1日にかかる費用】ではなく、【生涯(長期)でかかる費用】で計算する事が本当の意味での経費削減に繋がります。
わかりやすくするために食費を例にしたため、「こんな事は分かっている!」と思われた方もいらっしゃると思います。ですが上記の例を外壁塗装・屋根塗装工事で考えるとどうなるのか?
ここから具体的にご説明します。
メンテナンス費用=ライフサイクルコスト
まず1番にご理解いただきたいのが外壁塗装・屋根塗装工事は建物のメンテナンスのために行ないます。つまり建物を所有する以上は外壁塗装・屋根塗装工事は必要不可欠ということです!
そして建物のメンテナンス費用は今後も定期的に発生するので、ライフサイクルコストの概念が本来であれば適用されます。
しかし外壁塗装・屋根塗装工事は頻繁に行なう訳ではないため、ライフサイクルコストとして認識されにくいのが現状です。目安としては10年~15年毎に塗り替えが必要とされています。
費用も決して安い訳ではないため、少しでも安く工事してほしい。と考えられるのも無理もありません。
ただこうした事情もあり【1度にかかる費用】で判断してしまい、金銭的に損をする方が後を絶たないのです。
では金銭的に損をするというのはどういう事なのか?ずばりそれは塗料の耐用年数です!
【1度にかかる費用】が安い!という事は、耐用年数が7~10年程と短い塗料が使用されているのがほとんどです。
耐用年数が低いとどうなるのか?それは塗り替えの頻度を早めてしまうのです。
外壁塗装・屋根塗装工事を安く行なうためには、塗り替えの頻度を可能な限り長くする事です。そのため当然ながら耐用年数が長い塗料を使用するのが、結果的に安くおトクに建物のメンテナンスをする事に繋がります。
外壁塗装工事の具体的なコストの考え方
ライフサイクルコストの概念などご説明しましたが、ここからは具体的な数字を使用し、外壁塗装・屋根塗装工事を安く行う方法をご説明していきたいと思います!
【塗装の種類と耐用年数】
まずはどの塗料を選ぶかによって耐用年数は変化します。現在ではアクリル塗料とウレタン塗料を一戸建て住宅の外壁にはほぼ使用しないため、1番グレードが低くリーズナブルなのはシリコン塗料かと思われます。
関連記事:【2022年最新版】外壁塗装のプロが本気で選ぶシリコン塗料3選!
そしてフッ素塗料や無機塗料など耐用年数がとても長い塗料があり、シリコン塗料と比べると1回でかかる費用は高いです。
しかしこちらの表を見て下さい。
弊社でお客様にお渡ししている資料の一部です。
表にあるように1回にかかる費用で安いのは左のスタンダードシリコンプランです。右にある高耐久・無機プランとは約50万円の金額差があります。
しかし20年のトータル費用を比べてみると、97.9万円も高耐久・無機プランの方がお安くなっております。
さらに1年間のランニングコストとして計算すると4.4万円も高耐久・無機プランが安いですよね。
ライフサイクルコストの考え方をすればこうして大きな恩恵を受ける事が出来ますし、逆に言えばライフサイクルコストを考慮しないと余計な費用を支払う事になってしまいます。
関連記事:【必読】外壁塗装工事の手抜きを防ぐための5つのポイント
関連記事で詳しく説明しておりますが、安さをウリにしている業者にはライフサイクルコストの観点からも注意が必要です。是非、関連記事も併せてお読み下さい。
ここで注意点があります。
ライフサイクルコストで考慮する事はとても大切ですが、例外もあります。
例えば5年~10年後には建物を売却するなどして建物を所有しなくなる場合です。
その場合は耐用年数が短く安い塗料を選択する方が良いと思いますので、前提条件によって弊社ではご提案の方法を柔軟に変えております。
結論として長期間での総コストとして考える事こそが安くする秘訣であり、高耐久や高機能の塗料の方がコスト面のみならず、様々なメリットを得られますので、是非今後の参考にして頂けたらと思います。
おトクに塗り替えを楽しんでください!
ここまで読んで頂いた方は、いかにライフサイクルコストが重要か理解して頂いたと思います。
是非、高耐久な塗料を選んでいただきおトクに塗り替えを楽しんで下さい!
弊社は大阪市生野区・東成区を拠点とする地域密着の外壁塗装専門店です。
大阪市城東区や東大阪市など近畿圏で日々活動しております。
塗料選びについては、今回ご紹介したライフサイクルコストの観点やお客様のお悩みを解消するための塗料選びを中心に3~5種類のお見積書をご提案をさせて頂いております。
これから外壁塗装・屋根塗装工事や防水工事などを検討されている方は是非塗り替え専科今里までご相談下さい!
ご満足頂けるよう最大限努力させて頂きます!
最後までお読み頂きありがとうございました!
記事を書いた人 清本 敏 はじめまして!株式会社清本建装の清本 敏と申します。 この度は弊社ホームページをご覧いただきありがとうございます。 お客様が少しでも後悔しない外壁塗装を選択していただくために、ブログにお役立ちコンテンツを定期的に投稿しております。 もちろんどんなお悩みでも弊社に 直接相談いただくことも歓迎しております! 大阪市生野区・東成区の外壁塗装は 塗り替え専科今里にお任せください! |
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