【解説】雨仕舞と防水の違いとは?

皆様こんにちは!!
ようやく涼しくなってきて、毎日が過ごしやすくなりましたね!

今回は雨仕舞(あまじまい)と防水の違いや、今後皆様がどのように雨漏りに
対応していくべきなのかについて説明したいと思います!

雨漏りという言葉は多くの方が聞いたことがあると思います。
実際に雨漏りの経験がある方も少なくありません。

なぜ雨漏りの対応方法を知っていなくてはならないのかというと、
日本は雨漏りする確率が高い国だからです

日本には梅雨という雨が多く降るシーズンがあり、
降水量が多い国とされています。

更に気をつけたいのが台風です。
毎年台風○○号が上陸して日本国土にダメージを与えています。

台風は毎年のようにやってくるので慣れてしまいますが、
雨漏りの観点からいうと台風によるダメージはとても致命的です。

台風が直撃した時はよくニュースで、屋根の一部が飛んだり
外壁が損傷している映像が流れることもありますよね。

弊社でも台風や梅雨のような自然災害によって生じた雨漏りを、
解消するための工事を承った事もあります。

やはり急な出費のため工事を申込みされる方は、
雨漏り対策をもっとしておけば良かったと仰る方がほとんどです。

当記事では業界用語をやたらと使って小難しい説明をするのではなく、
建築関係について知識があまり無い方にもご理解していただけるように
なるべく簡単に解説していきます。

そのため持ち家などの所有されている物件をお持ちの方は、
最後まで読んで頂き是非参考にしていただけたらと思います。


雨仕舞と防水の違い



先に雨漏り対策の結論を申し上げると、
雨漏りが起きる前にメンテナンスを行う。
これしか方法はありません!

ただ一口にメンテナンスといっても
それぞれ施工方法など異なるため、まずは違いについて説明します。

雨仕舞と防水は共通する目的があるため違いが分かりにくいようになってます。
違いの説明をより分かりやすくするため共通部分から先にご紹介します!

共通する目的とはつまり、
「雨水の浸入や漏るのを防ぐこと」になります。

両者ともに同じ目的を持っていますが、
その目的を達成するための手法が異なるという風に理解して下さい。
まずこの点を抑えるかどうかで理解度が変わってきます。

そして違いを簡潔に説明すると、、、
雨仕舞=建物に当たる雨水を受け流す
防水=雨水の浸入を防ぐ

上記のように違いがあります。
雨仕舞は雨水が建物に当たった際に水の通り道などを使い
雨水を外に流します。
防水とは塗料などを使用し雨水の浸入を防ぐ事を指します。

ここで重要なのはどちらが効果的なのかではなく、
両者を同時に行う事で最大限の効果を発揮する
という事です。

防水工事とは耐水性の高い塗料や、防水シート等の防水材を
使用することで、雨水を防ぐ工事の事を指します。
ただし、いくら防水材だからといっても
ずっと雨にあたり続けるとその分、劣化が早まります。

先述の通り雨仕舞は水を受け流すので、
防水材に雨があたりにくくなる=長持ちするという事になります。
このポイントは重要なので、押さえておきましょう!

雨仕舞の具体的な手法



では具体的な雨仕舞の手法をいくつか紹介します!

【屋根の雨仕舞】

・棟板金

棟(むね)とは屋根の面が重なり合い【山】となっている部分を指します。
重なり合う部分には継ぎ目が存在するため、雨漏りが起きやすいです。
それを防ぐ為に、雨仕舞の手法として棟板金を取付します。

・勾配(こうばい)
勾配とは三角形になっている屋根のことを指し、
雨仕舞の手法の一つでもあります。
基本的に雨は上から下に流れるため、三角形にすることで
雨水を外に受け流せます。

【外壁の雨仕舞】

・窓サッシ周辺のシーリング工事(コーキング)

窓サッシ周辺に、シーリング材を注入することで雨水の浸入を防ぎます。
そのため防水工事と同性質を持つことにもなります。

・庇(ひさし)
窓や玄関の上部に取り付けられており、
外壁や窓に直接雨水が当たる事を防ぎます。

まだまだ雨仕舞の手法はありますが、全てご紹介すると
当記事はかなり長くなってしまうためここまでにしておきます。

また防水工事の具体的な手法は、
以前当ブログ内でご紹介した雨漏りの原因と対策!

にてご紹介しておりますので、今回は省略します。
気になる方は是非お読み下さい!

なぜ雨漏りは起こるのか




実は建築において雨漏りとは永遠の課題と言われております。
何千年も前から建築物は存在し現代に至りますが、
2021年現在でも雨漏りの事象は起きております。

外的環境からのダメージ、経年劣化によって
雨漏りになるケースがほとんどですが、他にも原因はあります。

・雨水が想定しなかった動きをした
こんな所まで濡れるとは思わなかった。こんな流れ方は考えなかった。として
起きてしまうケースです。基本的に雨水は上から下に流れますが、
常に真っ直ぐ流れるわけではありません。
不規則に蛇行しながら流れる場合も多々あります。
屋根・外壁の形状によって異なりますが、局部的に雨水が集中し
雨漏りに繋がることがあります。
そうならないよう雨仕舞の手法を駆使する必要があります。

・予測できなかった欠陥・損傷
建物を作る段階で予測しなかった欠陥・損傷により
雨漏りが起きた場合は、かなり深刻なケースです。
この場合はかなり大がかりな工事が必要になると思われます。
建設する際の施工の時点で間違いが起きているため、
手の打ちようがなくなってしまうこともあります。

雨漏りする前にメンテナンスを!



雨仕舞や防水工事のメンテナンス費用は
雨漏りが起きてしまってからの方が
高くなってしまいます。

前回の記事でライフサイクルコストについて解説しましたが、
生涯で発生する費用として考えることが一番安く
お家を維持することが出来ます。

そのため雨漏りの対策として
メンテナンスを怠らず、意識して行っていきましょう!

弊社でも雨漏り対策の防水工事など行っておりますので、
ご質問・ご相談があればいつでもお問い合わせ下さい!

では今回はこの辺で。。。

 

記事を書いた人 清本 敏

はじめまして!株式会社清本建装の清本 敏と申します。

この度は弊社ホームページをご覧いただきありがとうございます。

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